陸前高田市では「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」をテーマに掲げ、障害のある人もない人も、若者も高齢者も、地域で暮らす人も観光や支援で訪れる人も、だれもが快適に過ごせるまちづくりに取り組んでいます。陸前高田市ではUターン促進奨励金制度を設け、市外からの移住を歓迎しています。市内にお住まいの方、これから陸前高田市へ訪れる方、力を合わせて市の復興と発展を目指したいと考えています。
市を代表する祭りとして、きらびやかに飾られた巨大な山車が威勢のいい囃子に合わせて勇壮に町を練り歩く「高田町うごく七夕まつり」、約900年の歴史があるといわれる、豪華に飾り立てた山車に舵棒と呼ばれる杉の丸太をくくりつけ、力強い太鼓が鳴り響く中で山車同士をぶつけ合う「気仙町けんか七夕まつり」の二大七夕まつりが陸前高田市の夏の夜を盛り上げます。
陸前高田市は、岩手県の東南端、三陸海岸の南の玄関口として、大船渡市、住田町、一関市、宮城県気仙沼市に接し、宮城県との県際に位置しています。また、北上山地の南端部に位置し、氷上山をはじめとする山地、豊かな緑や水を育む気仙川がそそぐ広田湾、なだらかな斜面や低地が広がっています。
基幹産業は、農林水産業・商工業で、農業では陸前高田市でしか作付けされていないオリジナルブランド米「たかたのゆめ」が有名で、水産業では、ホタテ、ワカメ、カキ、イシカゲ貝等、海産物が豊富です。